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  • 作成日:2020.08.03
  • 最終更新日:2023.07.30

クロニクルクエスト:バハムート

真成を胸に……

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登場NPCメモ
アルフィノ、アリゼー、ウリエンジェ
補足
クロニクルクエスト:バハムートストーリーもこれで完結です。アリゼー、成長した。

撮影日:2020.07.26

このクエストの会話をテキストに起こしました。下のCloseをクリックすると閉じます。

クエスト会話全文 

北ザナラーンにて

アリゼーは、大迷宮バハムートの物語に幕を引くようだ。

アルフィノ

君たちが戦ってくれたとはいえ、
あんな場所に同行するのは、心身が削れる思いだったよ。
すごいな……君も、アリゼーも……。

アリゼー

みんな、無事に戻ってこれたみたいね。
ふぅ……こんな淀んだ空でも、やっぱり外っていいものだわ。

約束した通り、第七霊災の真実は口外しないつもりよ。
……とはいえ、メテオの傷跡に潜む脅威が退けられたことは、
各国に共有しておくべきでしょうね。

余計な詮索から、真実を守るため……
そして、あの危険な場所へ、誰も立ち入らせないためにも、
メテオの傷跡の封鎖を進言するとしましょう。

……何にせよ、まずはウリエンジェに報告しないとね。
「青燐精製所」で待っているはずだから、行きましょう。

アリゼー

まずは、ウリエンジェに報告しないとね。
「青燐精製所」で待っているはずだから、行きましょう。

アリゼーやアルフィノとともに、拘束艦から帰還した。北ザナラーンの青燐精製所にいる「ウリエンジェ」に報告しよう。

青燐精製所にて

青燐精製所のウリエンジェと話す

ウリエンジェ

光は深淵までをも照らし、再び地上に輝かん……。

あなた方の帰還をお待ちしておりました。
拘束艦は、地の底で黙したのでしょうか……?

アルフィノ

拘束艦は停止したよ……2つともね。

アリゼー

蛮神「バハムート」は、完全に消滅したわ。

ウリエンジェ

アリゼー様! アルフィノ様!
こ、これは……何たる凄惨な様相……!

不肖なれど、師の令孫を預かりし身……。
おふたりに大事があれば、
我が師ルイゾワに顔向けができません。

して、怪我の様態は……?
い、痛みはあるのですか……?

アリゼー

ふふっ……。
ウリエンジェでも、こんなに慌てることってあるのね!

大丈夫よ、怪我はほとんど治ってるから。
多分これも、お祖父様のおかげだわ。

ウリエンジェ

我が師の……?
それは思いもよらぬ運命の巡り。
しかも、拘束艦を2つも止めたとは、いったい……。

アリゼー

詳しくは後で話す。
それよりも、至急頼みたいことがあるの。

蛮神「バハムート」が消滅したこの機に、
各地のメテオの傷跡を封鎖したいのよ。

それから、各国にも危機が去ったことを伝えないと。
仰々しい書簡にしたためている場合じゃないし、
すぐに都市をまわる準備を……

アルフィノ

待った……。
そういった手回しなら、私とウリエンジェで受け持とう。
アリゼーは、しばらく体を休めていた方がいい。

アリゼー

……どうして?
私、元気だって言ってるのに。

あっ、さてはアルフィノ、この件を政治の餌にする気ね?
あなたって、いつも大事なところを持ってくんだから!

アルフィノ

いや、私はだな……。

ウリエンジェ

アリゼー様。
アルフィノ様は、己の役目を……
すなわち、兄らしい心遣いをなさっているのかと。

アルフィノ

……手回しなら、私の方が得意だというだけさ。
書簡を書くことさえ面倒くさがる、アリゼーに比べてね。

行こう、ウリエンジェ。
近くまでチョコボ・キャリッジを手配してくれ。
詳しい話も、そこでしよう。

アリゼー

アルフィノ……!
……私たち、道は違っても、目指すところは同じよね?

アルフィノ

もちろんだとも。
あの奇跡が一度きりのものだったとしても……
心はまだ、同じ場所にあるはずだ。

アリゼー

……うん、ありがとう。

アリゼー

少し、場所を変えましょうか。
行きたいところがあるから、もう少しつきあってもらえる?

……やっぱり、先に身支度を整えさせて。
ウリエンジェの言うとおり、私、酷い格好だわ……。

東ザナラーンにて

アリゼー

やっぱり、地上の風景は変わらないのね。

蛮神「バハムート」が消えても、
ダラガブの破片はなくならない……。
この先何十年も、変わらずに残り続けるんだわ。

……それでも、人の命は続いていく。
新生したエオルゼアを、ゆっくりと受け入れながらね。

もっと、破片のそばまで行きましょう。

アリゼー

……アルフィノのことだから、
第七霊災の真実は、上手く隠すと思うわ。

偽りなき真実、すなわち「真成」は、
然るべき時まで眠りについて……
もしかしたら、永遠に人々へ明かされないのかもしれない。

それはもちろん、私も了承してるけど…………。

「バハムート」が消えたのは、あなたの功績よ。
それを誰にも伝えられないことが、少し……
ううん、本当はすごく悔しいのよ。

……そうね。
記録に残らなくたって、変わらないもの。
それが「真実」……。

私、ずっと覚えてる。
あなたがお祖父様の魂を救い、
「バハムート」からエオルゼアを救った英雄だって。

誰が称えなくても、この地に人が生きるかぎり、
きっと残っていくわ。

アリゼー

……良さそうね、ここにしましょう。

お祖父様とネール、メラシディアのドラゴン族たち……
第七霊災で失われた、すべての者に…………。

蛮神「バハムート」との戦いは終わったわ。
たくさんの犠牲と祈りをうけて新生した世界を、
私たちは、明日に向かって生きていく……。

悲しくても、立ち上がれたから。
私も……エオルゼアも。

……私ね、この件の後始末が終わったら、旅に出てみる。

お祖父様の遺志を追うのではなく……
私自身の、守るべき「エオルゼア」を見つけていくの。

そして、私なりのやり方で守っていきたい……。

いつか、あなたの力にもなれたらいいんだけど。
あなたは、私がこの地で最初に見つけた、
かけがえのないものだから……。

これから先も、いろんな試練と戦って、
強くなっていくんでしょう?

……私も負けない。
もちろん、アルフィノにだって負けないわ。

そして、いつの日か。
私が、エオルゼアの「剣」になってみせる……。

それまで、しばらくさよならよ。

ありがとう……エオルゼアを守った、本当の光の戦士……。
あなたの未来にも、光がありますように。

ウリエンジェに、大迷宮バハムートの調査を終えたことを報告した。蛮神「バハムート」は消滅し、二度と蘇ることはない。ルイゾワやネールへ、そして第七霊災で失われた命への弔いをすませたアリゼーは、自分自身の守るものを見定めるべく、何処かへと旅立っていった。冒険者もまた、エオルゼアの剣として、新たな脅威と戦っていくことだろう……。

*クエスト完了*



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