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  • 作成日:2020.09.12
  • 最終更新日:2023.07.30

シーズナルイベント

新生祭とふたりの青年

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登場NPCメモ
ジャ・ベン・ティア、アスティン、異邦の詩人、ヨシダ・ナオキ、反省した様子の少年
補足
毎年恒例となりつつある、聞いて・・・感じて・・・考えて・・・の世界でヨシダ・ナオキとの邂逅を果たします。
特設サイト
新生祭2020
【イベント開催期間】2020年8月27日(木) 16:00頃 ~ 9月14日(月) 23:59頃

撮影日:2020.08.31

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クエスト会話全文 

ウルダハ、ルビーロード国際市場にて

ジャ・ベン・ティア

また手伝ってくれるのか?
ありがとな、本当に助かるよ!

実は、俺たちがチラシ配りに出ている間に、
子供たちが、ガラス絵を壊したみたいでなあ……。
近くで見ようとして、うっかり倒したらしい。

何と言う?

  • 子供たちはどうする?
  • 修理するのは無理?

(どちらの選択肢でも同じ反応)

ジャ・ベン・ティア

幸いなことに、ガラス絵はどうにか直せそうなんだよ。
だから、反省している子供たちを叱りつけるよりも、
今は修復に集中しようと思っててさ。

錬金術師ギルドのとっておきの修復剤を使えば、
綺麗に繋ぎ合わせられるはずだ。
持ち合わせがあるから、それを使おう!

俺は額縁を直さないといけないから、
ガラス絵の修復は、お姉さんにお願いできないかな?
作業を始められそうだったら、俺に声をかけてくれ!

反省した様子の少年

ごめんなさい……。
まさか壊しちゃうとは、思わなくて……。

ジャ・ベン・ティア

よし、それじゃあ始めるか!

「ガラス絵修復」を完了させる

ジャ・ベン・ティア

よし、綺麗に繋ぎ合わせられたみたいだな!
こっちも額縁の修理が終わったから、さっそく飾ってみよう。

壊れる前の状態にもどったガラス絵を飾る

ジャ・ベン・ティア

ああよかった、どうにか修復できたな。
手伝ってくれて、本当にありがとう……。

喜ぶ子どもたち

ジャ・ベン・ティア

……今回の一件で、思い出したんだ。
何年か前に、アスティンが仕入れた綺麗なグラスを、
うっかり割っちまったことがあってさ。

そのときの俺はまだガキで、稼ぎもなかったもんだから、
駆け出しの美術商として頑張るあいつを、手助けしたくてな。
それで、商品の運搬を手伝うつもりが、木箱ごと落として……。

あのグラスは、相当の値打ちものだったと思う。
でもあいつ、俺のことを責めたりはしなかったんだ。
むしろ、怪我はしなかったかって、心配までしてくれてさ。

あの子たちのこと怒れなかったのも、
そんな経験があったからなんだ……。

なあ、最後にもうひとつ頼んでもいいか……?

首をかしげる冒険者

ジャ・ベン・ティア

やっぱり、俺、アスティンに作品を見てほしいんだ。
誰かを責め立てるよりも、優しく手を差し伸べることを、
思い出してもらいたい……!

さっきの様子だと、俺が誘っても来ないだろうって諦めてたけど、
第三者であるお姉さんが仲介してくれたら、もしかしたら……。
どうか、アスティンに声をかけてもらえないか?

任せて、とアピールする冒険者

ジャ・ベン・ティア

引き受けてくれて、ありがとな。
すごく個人的なことに巻き込んで、本当に申し訳ない。

今の時間は商談で「クイックサンド」にいると思うから、
このチラシを「アスティン」に渡してくれ。
……よろしく頼むよ。

クイックサンドにて

アスティン

お前は……ベンと一緒にいたやつか。
あいつの手伝いをしてくれているのだろう。
世話になっている、兄貴分として礼を言わせてくれ。

それで?
わざわざ私のところまで来て、どうかしたのか。

「宣伝用のチラシ」を渡す

アスティン

これは……ああ、催し物のことはもちろん知っている。
女王陛下の演説を題材にした、あいつの作品のこともな。
だが、なぜ冒険者を雇ってまで、私にそれを見せようとする?

ジャ・ベン・ティアの気持ちを伝える冒険者

アスティン

……なるほど、意図は理解した。
しかし、もっと自分が頼りになれば、と言っていたのか?
たしかに、ベンの稼ぎはあてにしていないが……。

別に、頼りにならないと思っているわけではないぞ。
ベンには、素晴らしい芸術の才もあるからな。
お前も、あいつの作品を見ただろう?

だが、彫金師として芸術で身を立てようとすれば、
自分の想いではなく、客の意志で作品造りをすることになる。
そんな束縛に囚われず、あいつには自由に才能を発揮してほしい。

ベンの稼ぎをあてにしていないのは、それが理由だ。
私の稼ぎだけで、余裕があるくらいにしておきたい。
……まあ、お前に弁明してもしようのないことだがな。

……この催し物は、見に行かないつもりでいた。
ベンが、高利貸しである私の関係者だと知れれば、
嫌がらせをする馬鹿が現れるかもしれんからな。

ただ、わざわざお前を寄越してくるぐらいだ。
よほど私に来させたいのだろう。
……少し、考えさせてくれ。

ルビーロード国際市場にて

ジャ・ベン・ティア

あっ、おかえり!
アスティンには会えたか?

アスティンの反応を伝える冒険者

ジャ・ベン・ティア

……そっか。
とりあえずは、来てくれることを信じるしかないな。

そろそろ催し物が始まる時間だから、
お姉さんも、よかったら一緒に見ていってくれよ。

先程の子どもたちが大人たちとともにイベント会場に訪れる。
そして催し物が開始され、ステージに異邦の詩人が登場。

異邦の詩人

……では、始めよう。
第七霊災の到来を前に、不安と混乱に陥る都の渦中、
民の荒む心を鎮め、奮い立たせんとする女王の姿があった。

これは、女王陛下と7人のララフェルの物語……。

催し物終了後……

ジャ・ベン・ティア

異邦の詩人の詩歌、すごかったな!
みんな、演説のことを思い出してくれたみたいだし、
少しでも、ウルダハの雰囲気がよくなるといいな……。

会場へアスティンがやってくる

ジャ・ベン・ティア

あっ、アスティン!
……来てくれて、ありがとな。

アスティン

ベンが言わんとしていることは、よくわかった。

『倒れた者の財を奪うのではなく、
 助け起こして共に財を築くことを考えよ!』か……。

今の私は、財を築いているのではなく、奪っているも同然……。
そして、いつか奪われる側になってしまうかもしれない。
……考え直さねばならないようだな。

ジャ・ベン・ティア

アスティン……!

思い直してくれて、よかったよ!
それにさあ、今では俺だって多少は稼いでるんだから、
お前がそんなに無茶して稼がなくったって……。

アスティン

それに関しては、少し話が別だ。
稼げるうちに稼いでおきたい、という気持ちは変わらない。

それと、お前には稼ぐことよりも、
人の心に訴えかける作品造りに専念してほしいと思っている。

安心しろ、高利貸しは廃業する。
その代わり、本業の美術商として、お前の作品を商うとしよう。
お前は心のままに、素晴らしいガラス絵を描いてくれたらいい。

ジャ・ベン・ティア

俺のガラス絵を……取り扱ってくれるのか?

アスティン

共に財を築くことを考えよ……。
そうだろう、ベン?

ジャ・ベン・ティア

ああ、もちろんだ!
まずは手始めに、このガラス絵を量産してやるさ!

こんなに嬉しいこと、他にないよなあ。
見てほしいやつに見てもらえて、腕も認めてくれてさ。
へへっ……これからは、俺の腕を少しは頼りにしてくれよな!

ジャ・ベン・ティア

お姉さん、本当にありがとう。
手伝ってくれたおかげで、
いろいろなことがいい方向に進みそうだよ!

……あっとそうだ、「異邦の詩人」から伝言があったんだ。
お姉さんと話したいってさ。

せっかくなら、有名人の彼から渡してもらおうと思って、
お礼の品を預けてあるから、受け取ってほしい。
「ルビーロード国際市場」の奥にいるから、声をかけてみてくれよ。

ジャ・ベン・ティア

いろいろと、ありがとうな!
お礼の品を「異邦の詩人」に預けておいたから、
「ルビーロード国際市場」の奥で彼に声をかけてみてくれ。

アスティン

お前には、ずいぶんと世話になったな。
改めて礼を言う。

「ルビーロード国際市場」の奥にて

異邦の詩人

やあ、来てくれてうれしいよ。
ガラス絵の修復を手伝ってくれたと聞いてね、
僕からもお礼を言わせてもらいたかったんだ。

あのガラス絵は、僕も気に入っていてね。
修理に協力をしてくれた君へのお礼として、
僕から詩をひとつ、贈らせてほしい。

例のごとく、めまいのような頭痛のような感覚に陥る冒険者

????

ようこそ、光の戦士……いや、闇の戦士と呼ぶべきかな?
ともかく、驚かせてしまってすまない。

ここは、現し世とは異なる世界……。
目にしているものはすべて、君の夢や幻かもしれないし、
そうじゃないかもしれない……。

ヨシダ・ナオキ

冒険者である君に、再び会うことができてとても嬉しいよ。
この世界で旅を続けてくれて、本当にありがとう。

世界には、本当に色々な人がいて、色々な考えがある……
多くの世界を見てきた君は、
そんな実感がより強いかもしれないね。

歴史とは過去のもの、そんな風に感じていたものだけれど、
世界を見ていると、まさにその歴史の中に自分は生きていると、
実感せずにはいられない。

世界が新生してから7年もの歳月が経った。
衛星ダラガブが地上に迫るあの光景も、
歴史として人々の記憶から消えてゆくに違いない。

でも、それで良いのだと思う。
覚えておくべきは悲劇ではなく、そこから何を学び、
どう歩んできたのか、ということなんだから……。

世界はまだまだ続き、これからも君の冒険には、
たくさんの困難が待ち受けているだろう。
それと同時に、多くの希望も、ね。

大切なのは、話し合い、助け合って、
ほんの少しでも、今よりも良い世界を考えること。
ちっぽけな僕たちにできることは、それくらいだろう。

冒険を続けてくれてありがとう。
僕たちも、歩みを止めず頑張っていくよ……
君たちと共に、手に手を取ってね。

……さて、忙しい君をあまり引き止めるものじゃないな。
この幻想も、そろそろ終いとしよう。
ひとときの夢から覚める頃合いだ。

僕たちは、いつでも君の活躍を見守っている。
光の戦士であり、闇の戦士でもある君の旅路に、
幸多からんことを……!

ふたたび、ルビーロード国際市場にて

異邦の詩人

ふふ、僕の詩歌が心地よかったかい?
どうやら、夢でも見ているようだったけど……。
君の表情から察するに、きっといい出会いがあったのだろう。

気に入ってもらえたのなら、せっかくの機会だ。
よければもうひとつ、僕の詩を聴いてくれるかい。

『新生の旅路 数多の光芒を描きて 来たるは変革の時
 蒼天の白日 幾多の欺瞞を暴きて 来たるは雪解の時』

『紅蓮の荒野 数多の戦に火種燻り 来たるは黄昏の時
 漆黒の大海 幾多の想いと揺蕩い 今はただ夜明けの時を待つ』

今もなお、戦場に立つ者によって人々の営みは守られている。
けれど、営みを維持するのは、守られている人々の役目。
どちらが欠けても、故郷は守れない。

遠い地の同胞を想い、近しい隣人には優しさを……。
女王陛下の演説をいまいちど胸に刻んで、
みんなで手を取り合い、よりよい明日を迎えたいものだね。

異邦の詩人

あのガラス絵がもたらす変化は、微かなものかもしれない。
それでも、彼らにとっては大きな一歩となったことだろう。
ふふ……次の作品も、楽しみにしておくとしよう。

*クエスト完了*



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