相手にキモチを伝えるのって難しいですね……。

あぁ、まだ話の途中だったな。
とにかくワタシの意見を聞きたまえ。

やはりワタシは、２Ｐが「鍵」と呼んだ装置を起動し、
機械生命体の兵器を手に入れるべきだと思うのだ。

なぜなら、機械生命体や黒いアンドロイド……
それらはワレワレにとって、今もなお未知の脅威である。
だから一刻も早く、相手の手の内を知らなければならない。

つまり……
「鍵」を起動し、機械生命体の兵器とやらを手に入れることは、
敵の謎を暴き、この村を守るという目的の第一歩なのだ！

…………はぁ、わかったよ。
しかし、本当にアノッグには振り回されっぱなしだ……。
付き合わされるこっちの身にもなってほしいよ。

ハッハッハ！
そう言いながらいつも助けてくれる弟よ、頼りにしているぞ！

さぁ、旅の者もついてくるのだ！
さっそく作戦を開始する！

またアノッグに丸め込まれてしまいました……。

おぉ来たか、状況を整理しよう。
まず、２Ｐが「鍵」と呼んだ装置を動かす必要がある。
そのためには、「鍵」にエネルギーを供給しなくてはならない。

そこで、キミに頼みがある。
ドワーフの洞窟に生息する、「グルグ・ノッカー」を倒して、
「ノッカーの魔結晶」を調達してきてもらいたいのだ。

ワタシとコノッグは、キミが魔物を倒している間に、
「鍵」にエネルギーを供給するための調査をしておく。
やるべきことを終えたら、コメラの村で集合だ。

アノッグの意見には反対しましたが……。
新しい調査を始めると楽しくなってしまいますね。

戻ったか、旅の者よ。
「ノッカーの魔結晶」は、
無事に手に入れることができたかな？

ありがとう！
これで次の作業に移ることができそうだ。

うむ、ワレワレの計画は順調に進行しているぞ。
「鍵」を動かすためのエネルギーは入手することができた。
あとは「鍵」にエネルギーを供給しなくてはならないが……

調べたところ、少し時間がかかりそうだ、
旅の者はそのあいだに身体を休めてくれたまえ。
そういえば、そろそろ祭りが催される時期だったか……。

あ、おい！　アノッグ、コノッグ！

はぁ、やっと見つけたぞ。
祭りの準備でお前らに頼んでいたものがあったはずだが、
ちゃんと出来上がっているか？

げっ親方……。
でも……ワレワレは今それどころでは……。

「でも……」じゃない！

くっ……仕方ない……。
親方からの依頼も片づけるとしよう……。
いくぞ！　コノッグ！

アノッグとコノッグも頑張っているようだな。
そうそう、祭りの件だが、
旅の人も機会があったら是非参加してくれ。

あんたにはいろいろ世話になっているし、
ドワーフ族伝統の料理でも振舞って、もてなそうと思ってな。
楽しみにしておいてくれ。

さて、祭りの準備も終わらせないとな。
村の皆もこれを楽しみに、日々仕事に勤しんでいるんだ。
旅の人も楽しみにしていてくれ。