協力してくれて、ありがとう。
いままで……失礼な態度をとってたかもしれないが、
何事にも行き違いはある。許してくれ。

自分も何か役に立てることがないか考えたんだが……
そこで、利口な僕の話術を活かし、
商売でも始めようと思っているんだ。

ただ……村で使っているオートマトンの部品なんかは、
いくら話術が上手くても、商品になるようなものではなくてな。
どうしようかと思っていたんだが……

なにやら聞くところによると、クレーターの向こうに、
襲撃者達が根城にしていた基地があるそうじゃないか。

もし君がそこに潜り込めるなら、
何か珍しいものを手に入れることができるのではないか、
と思うのだが、どうだろう？

あぁ、珍しいものなら何でもいいさ！
例えば、ユールモアに住む裕福な人の中には、
珍しいものに食いつく人もいると思ってな。

そうしたら、あとは僕の話術でそれを売りさばき、
復興のための資金を稼ぐのさ。
よーし、それで決まりだ、よろしく頼むよ！

何か珍しいものを見つけたら、僕に渡してくれ。
よろしく頼むよ。

おぉ、旅の人よ戻ったか。
どれどれ、何か珍しいものはあったか？

おぉ、本当に見たことのない代物ばかりだ……。
これなら、すぐに買い手がつきそうだ。
もう少し調べてから売りに出してみよう。

ありがとう、これで僕も、何かの役に立てるだろう。

そうだ、さっき親方が旅の人のことを探していたぞ？
何か用があるみたいだったから、声をかけてやってくれ。

おぉ、来てくれたか、ありがとう。
またあんた宛に、コノッグからの記録媒体が届いたんだ。
受け取ってくれ。

定期的に記録媒体が届くが、
コノッグはいったい、どこで何をしているのだろうな……。

今、コノッグという言葉が聞こえたが……
お前達……いったい何を企んでおる……。

この村はワシが守る……
お前達の好きにはさせないぞ！！

うっ…………いや、何でもない……
今のは、ワシが言いたかったことではない。
忘れてくれ……。

グラッグの奴、あの諍いがあってから、
ちょっと様子が変なんだ……。

話しかけてみたのだが、取り合ってもらえなくてな。
村人達と話し合いをしたときの、
俺の振る舞いがよくなかったのだろうか……。

まぁグラッグのことは俺が解決すべき問題だ。
あんたは、復興の手伝いを引き続き頼むよ。

おぉ、来てくれたか。
実は、君が拾ってきてくれた物品を、
ユールモアに売りに行こうとしたんだが……

売りに出すには、
もう少しまとまった量が必要であることがわかってな……

悪いがもう一度、
襲撃者たちの遺物を拾ってきてほしいんだ……
頼めるか？

襲撃者たちの遺物のような、珍しいものがあったら、
また拾ってきてほしいんだ。
ユールモアに売りに行くには、もう少しまとまった数が必要でね。

どうだい？　何か拾ってくることはできたか？

このくらい量があれば、ユールモアで買い取ってもらえるだろう。
協力してくれて、ありがとう。

ユールモアまで行くことは勇気がいるが……
この村では誰よりも勉学ができた僕だ、
きっと交渉だって楽にこなせるはず……。

資金を稼いで、自分が有用なドワーフであることを、
証明したいんだ。

僕の手伝いはもう大丈夫だと、親方に伝えてほしい。
よろしく頼むよ。

いつもありがとう、復興も順調に進んでいるよ。
またコノッグから記録媒体が届いているんだ。
受け取ってくれ。

親方め……ワシはお前の腹の内を見抜いたぞい……
お前はワシの地位を奪うつもりだな……！

こないだ話をしに来たときだって、
親切そうなふりをして、ワシのことを病人扱いしおって！！
変な噂を立てて……ワシをこの村から…………。

うぅぅ…………。
いや、いったいワシは何を…………。
ワシは……ワシは…………。

…………まいったな。
こないだグラッグの様子を見に行ったんだが、
逆効果だったらしい……。

しかし、この村の問題にこれ以上あんたを巻き込みたくはない。
グラッグのことは任せてくれ。

それに悪いことばかりじゃない。
村の様子も、少しずつ元の姿を取り戻し始めている。

そして、村の様子や俺達の活動を見て、
また協力したいと言ってくれた村人が現れたんだ。

おーい。
こっちに来てくれ。

親方、旅の人、あらためてよろしく頼む。

あんた達や、他の村人の活躍をはたから見ていて、
「勇ましさ」って何だろう、って考えたが答えは出なかった。
だけど……まずは、復興に協力しよう、って思うんだ。

色々あったが、こうやって仲間が増えることも、
また村人どうし協力し合えることも、俺は嬉しいと思っている。
旅の人も、かまわないだろうか……。

ありがとう……。

あんたの、海のように広い心に感謝する……
俺は向こうで指示を待っているよ。

まずは、勇ましいあいつと、
復興のためにこれから何ができるか、話してみるよ。

あと、弱気なあいつと利口なあいつにも、近況を聞いてみよう。
話がまとまったら、勇ましいあいつに内容を伝えておこうと思う。
しばらくしたら、訪ねてくれ。