FF14私的メモ

 

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モブハント(分布図)

  • 作成日:2019.11.05
  • 最終更新日:2022.02.21

漆黒のヴィランズエリア分布図

リスキーモブのエピソードも追加しました。モンスター名をクリックすると個別で展開表示されますが、まとめてご覧になりたい方は以下リンクをぽちぽちしてください。
ランク モンスター名 マップ
1S 特殊Sモブ「フォーギヴン・リベリオン」


出典:FFXIVHunt.com
反逆の将軍「フォーギヴン・リベリオン」
最初に断っておくが、こいつの目撃情報は、
イル・メグ以外の土地からも寄せられている。
つまり、ノルヴラント全土に出没する可能性があるんだ。
いわゆる「はぐれ」の罪喰いの中でも、特に強力な個体で、
戦闘技能に長けた者を狙い、襲ってくることで知られている。
ナッツクランでも、ずば抜けて優秀なクラン員たちが、
狩りの帰りに襲われて、あっけなく犠牲になっているんだ……。
各地に配下を放ち、常に獲物を探してやがるのさ。
噂では「影の王」に従いレイクランド連邦に反逆した、
エルフ族の将軍が変異した罪喰いらしい。
配下に偵察させるのも、生前の性質を受け継いだからなのかもな。
レイクランド
コルシア島
アム・アレーン
イル・メグ
ラケティカ大森林
テンペスト
1S ティガー

出典:FFXIVHunt.com
異形の魔獣「ティガー」
異形の魔獣「ティガー」が目撃されるようになったのは、
「光の氾濫」が起こってからだと言われている。
クリスタリウムにそびえ立つ巨大な塔……
クリスタルタワーの扉が開いた時に、塔の中から現れたという話が、
「ティガー」に関する最古の目撃証言でね。
それからというもの、
レイクランドでは幾度となく家畜が襲われている。
特に家禽の肉を好むらしく、被害総額は計り知れないほどさ。
それにしても、あのような怪物は見たことがないよ。
まるで、どこか別の世界からやってきたみたいだ。
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2A ナックラヴィー
湖畔の水妖「ナックラヴィー」
妖精郷イル・メグには、
水妖と呼ばれる水辺に棲む妖精がいるそうだ。
たちの悪いイタズラで、人を死に追いやることがあるそうな。
そんな水妖の一体が、始まりの湖にやってきたという噂がある。
なんでも、美しい馬の姿に化けて湖畔に佇み、
興味を持って近づいてきた者を、水辺に引きずり込むのだとか。
地元民は、そいつを「ナックラヴィー」と呼んで恐れている。
本当に水妖フーアが化けた姿なのかどうかはわからないが、
討伐すれば、多くの人に感謝されるだろうさ。
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2A ナリーポン
美女が成る木「ナリーポン」
「ナリーポンの木」という、
おとぎ話を聞いたことはあるかい?
僕は、この話が大好きでね。
だって、この木は「美女が成る」って言われてるんだよ!
夢があるとは思わないかい?
だけど、夢のない博物学者たちは、口を揃えてこう言うのさ。
それは食事中の食人植物を見た者が、誤解しただけだって……
さて、真実はどっちなんだろうね?
area_14_03レイクランド
3B イツパパロツル
渇きの煉獄蝶「イツパパロツル」
住人の脅威になる魔物を退治することは、
レイクランドに駐屯する衛兵団の重要な任務のひとつだ。
だが、そんな衛兵たちが手を焼いている存在がいる。
動物の生き血を啜るおぞましき存在……
ロンカ文明の伝承にちなみ「イツパパロツル」と名付けられた。
ある時など、前哨基地が襲われ、
かなりの数の衛兵が犠牲になったのだとか……。
もしも討伐しようというなら、十分に気をつけることだ。
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3B ラ・ヴェリユ
老獪なる野獣「ラ・ヴェリュ」
「ラ・ヴェリュ」は、孤高のウルヴァリンだ。
レイクランドの住人を襲っては、家畜を食い荒らし、
退治に来た傭兵まで食い殺してしまう。
それは、ヤツが凶暴なだけじゃなく、頭も切れるからなんだ。
劣勢と判断すると、湖へと逃げ込んで姿を隠してしまう。
うちのクラン員も何人かやられていてね。
その中のひとりに、婚約したばかりの女性がいたんだ。
彼女の恋人は復讐を誓っているようだが、さてどうなることか……。
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1S フォーギヴン・ペダントリー

出典:FFXIVHunt.com
衒学の魔女「フォーギヴン・ペダントリー」
「フォーギヴン・ペダントリー」は、
「はぐれ」の罪喰いの中でも、とりわけ凶悪な存在だ。
言い伝えによれば、その正体はある偏屈者の魔道士らしい。
知識をひけらかして他者を小馬鹿にするような人物で、
「光の氾濫」を阻止できると豪語していたそうな。
結果はお察しのとおりだが……
いつの頃からか、件の魔道士の故郷であるこの島に、
よく似た顔立ちの罪喰いが現れるようになったんだ。
ちなみに、その魔道士が得意としていたのは、
糸を紡いで他人の運命に影響を与えるという魔法だったらしい。
仮に彼女が罪喰い化していたら、どんな糸を紡ぐのだろうな。
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2A リルマーダー
奸策の小鬼「リルマーダー」
この島では、はるか昔から、
人とホブゴブリンの間で衝突が続いてきた。
連中は、道具を使う程度には知性があるものの、
畑を耕すほどには、辛抱強くはないし、計画性もない。
結果、やることと言えば盗賊まがいの乱暴狼藉さ。
中でも凶悪なのが「リルマーダー」という大ぼら吹きさ。
言葉巧みに人を騙して罠にかけ、身ぐるみを剥ぐって噂だ。
その知性をまっとうに使ってくれれば良いんだけどな。
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2A フラカン
炎渦の使い魔「フラカン」
ユールモアのランジート将軍が使役している、
グクマッツという使い魔を見たことはあるか?
あれは将軍の一族が継承してきた、異国の妖術の産物らしい。
術者の魔力で紡がれた魔法生物だから、
基本的には、主が死ねば、塵になって消えてしまうそうだ。
が、何事にも例外はあるっていうだろ?
ランジート将軍の父親は、罪喰いとの戦いで死んだけれど、
その際、彼の使い魔「フラカン」は、いずこかに飛び去ったという。
主が罪喰いとなったゆえなのか、その理由は定かじゃないけどな。
area_14_04コルシア島
3B インドミタブル
不屈の暴走人形「インドミタブル」
こいつをリスキーモブとして登録しようと申請してきたのは、
高台にある「アミティー」という村の住人らしいな。
そいつの証言によれば「インドミタブル」ってのは、
コグー一家のドワーフが造った、採掘用オートマトンだそうだ。
問題は、暴走しているのか、動く物を見境なく襲うってことさ。
ドワーフは、ふたつの派閥に分かれて、
くだらない争いを続けていると聞くからな……。
大方、対立陣営の採掘を妨害しようとして、失敗したんだろうさ。
area_14_04コルシア島
3B コクシグルー
猛鳥の僭王「コクシグルー」
村の周辺にも棲息しているレイルどもの、
ボスとして君臨しているのが「コクシグルー」だ。
非常に縄張り意識が強く、競合する野鳥を、
絶滅に近い状況になるまで、追い散らした実績がある。
そんな奴が、ゲートタウンの住人を襲ったという噂があるんだ。
もしコクシグルーが「人」に目を付けでもしたら、
次にこの島から駆逐されるのは、僕らの番かもしれない。
そうなる前に、島の主権はどちらにあるのか、教えてやらなきゃな。
area_14_04コルシア島
1S タルキア

出典:FFXIVHunt.com
死の収穫者「タルキア」
「タルキア」ってのは、サイカニアの一種だ。
寄生植物の苗床にされた、この哀れな存在は、
異様なまでに、他の生物の死に敏感になっているらしい。
どうやら、生物が死亡したときに霧散するエーテルを、
寄生植物が養分として求めるかららしいんだが……。
とにかく、この怪物を仕留めて名を挙げたいなら、
派手に死を演出して、おびき寄せるのが良さそうだ。
ただ、遠くにいる場合は、演出に気づかれない可能性もある。
死を装うなら、爆音を響かせながらやるといいだろう。
方法は、まったく思いつかんがね。
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2A マリクテンダー
覇王樹の王「マリクテンダー」
「マリクテンダー」って知ってるか?
「マリク」ってのはナバスアレンの王位を示す称号でね……。
つまりは「ギガテンダーの王様」ってところさ。
となれば、容姿については想像できるな?
そう、馬鹿みたいに大きく成長したサボテンってことだ。
一説によれば、ギガテンダーは環境さえ良ければ、
200年以上も生きるらしいからな。
大方、そいつも「光の氾濫」以前の生まれなんだろうさ。
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2A シュガール
口伝の悪魔「シュガール」
「光の氾濫」によって、多くの信仰が消え去ったが、
一方で、親から子へ語り継がれることで、生き延びたものもある。
悪魔「シュガール」の寝物語は、その好例と言えるだろう。
言うことを聞かない悪い子のところには、
トカゲの姿をしたシュガールがやってくるというありふれた話だ。
最近、アム・アレーンを騒がせている巨大なシビルスが、
その名で呼ばれている背景には、こうした口伝の影響があるのさ。
area_14_05アム・アレーン
3B ジャグラー・ヘカトゥーム
虐殺の曲芸師「ジャグラー・ヘカトゥーム」
これはヌベイ旧鉱山が、現役だった頃の話さ。
坑道の暗がりの中で、子どもの幽霊を見たという目撃情報が、
数多く報告されていたそうだ。
霊の正体について、やれ、昔起こった落盤事故の犠牲者だとか、
陶芸家に頼まれて土を運び続けている労働者の生霊だとか、
様々な噂が立てられたらしい。
一方で、最近、気になる古文書が発見された。
そこには、幽霊騒ぎが起こる直前に、ナバスアレンの魔道士が、
失敗作の使い魔を、坑道の奥に投棄したと記されていたのさ。
そんなわけで地元民は、こう噂している。
投棄された使い魔「ジャグラー・ヘカトゥーム」が、
多くの人々を坑道に誘い込み、虐殺していたのではないかとね。
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3B ウェルウォーム
大井戸の巨竜「ウェルウォーム」
釣りに魅入られちまったヤツは、時折、妙なことをやらかすもんだ。
その昔、ある男が涼を楽しむための「マリカの大井戸」で、
釣りをしようと試みたそうだ。
男は、砂の川で採った、
小ぶりながら活きのいいウォームを餌に使おうとしたんだが……
釣り針に刺そうとしたところ、跳ね回って落ちてしまったそうな。
巨大な竜が大井戸から現れたのは、それからしばらく後のこと……
井戸の中の魚を食い荒らし、巨体を手に入れ地表に現れたのさ。
これが「ウェルウォーム」と呼ばれる怪物の由来だ。
area_14_05アム・アレーン
1S アグラオペ

出典:FFXIVHunt.com
青空の妖精「アグラオペ」
「アグラオペ」というのは、
フッブート王国の古い民話に登場する青空の妖精でな。
美しい声と、美貌を持つ、可愛らしい存在だったらしい。
そんな伝承上の存在に憧れたピクシーが、
自身に幻惑の魔法を繰り返し重ねがけした結果、
理想通りの姿へと変貌を遂げたんだとか……。
ここまで聞けば、ハッピーエンドなのだが、
問題は、変異した後の姿を見た仲間のピクシーたちの反応だ。
大きくて恐ろしいと、嘲笑ったそうでな……。
結果、「アグラオペ」と名乗るようになっていたそいつは、
小さく美しい存在を見境なく襲う悪鬼になったという。
嫉妬心というのは、恐ろしいものだな。
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2A 泥人
再生の大女「泥人」
ピクシーが悪趣味なイタズラをすることは知っているな?
妖精郷に迷い込んだ者を、植物人形……
通称「草人」に変異させてしまうことは特に有名だ。
そんな草人を、あるピクシーが気まぐれで再生しようと試み、
結果として泥まみれのバケモノが誕生してしまったらしい。
草人が「泥人」へと変異したからくりは謎だが、
元になった人物は、ふくよかなミステルの大女だったとか。
緋色のピクシーから話を聞いたときには、我が耳を疑ったぜ。
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2A ポールディア
第二王女「ポールディア」
一年ほど前、フッブート王国の遺跡に侵入したスカベンジャーが、
地下深くに造られた牢獄の中で、鎖に繋がれた魔物を見たという。
その牢獄の扉には「ポールディア」と刻まれていたそうだが、
これは王国が滅亡した時点における第二王女の名と一致する。
そして、壁には血文字でこう書き残されていた。
「王位継承権に目が眩み、あの男の話に乗ったのが間違いであった。
 よもや、この私が捨て駒のように利用されるだけなどと……。
 嗚呼、せめて姉も同じ末路を辿らんことを!」とな。
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3B ドモヴォーイ
妖精の親友「ドモヴォーイ」
寂しがり屋のピクシーが、
自らの友人役として創った魔法生物、それが「ドモヴォーイ」だ。
主を守るよう設計されて造られたドモヴォーイは、
いついかなる時も主の側を離れず、良き友人で在り続けたという。
件のピクシーが、罪喰いに襲われて命を落とすまではな……。
それからどれだけの時が過ぎているのかはわからんが……
今もなお、ドモヴォーイは、大切な親友である主の姿を探して、
イル・メグを彷徨っているそうだ。
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3B ヴルパングエ
蝶食の大蛇「ヴルパングエ」
蝶食の大蛇「ヴルパングエ」を知ってるか?
フッブート王国がらみの文献によれば、見た目こそ大きいが、
蝶や虫などを主食とする大人しい存在とのことだ。
だが、イル・メグに潜入したクラン員が見たって言うんだよ!
姿を晒して呑気に散歩するピクシーが、大蛇に喰われるところをな!
ただの蝶ならともかく、
魔力豊かなピクシーを食らえばどうなるか……。
想像したくもないってもんだろう?
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1S イシュタム

出典:gamer escape
彷徨の神官「イシュタム」
遺跡を護り続けているのは、実はヴィースたちだけではないらしい。
生前にロンカの高等神官だったという「イシュタム」は、
篤い信仰と皇帝への忠誠心で知られ、古代の史書にも名が残る。
しかし篤信も、度を過ぎれば恐ろしいものだな。
彼女はその敬虔さゆえに、自らの身を儀式の炎に焚べ、
死後も神殿を護り続けられるよう、永遠の契りを結んだそうだ。
そうしてイシュタムは数千の年月を越え、
朽ちた魂を引きずりながら、今も遺跡に居着いている。
遺跡を荒らし回る者が現れれば、彼女の神杖が振るわれるだろう。
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2A スペイ
冥府の怪鳥「スペイ」
以前、スリザーバウで、子どもが相次いで失踪する事件があった。
当初は、「常闇の愛し子」の関与が疑われていたが、
後に真犯人の存在が浮上してきた。
森の棲息するレイルの中でも、
最大級の体格を誇る「スペイ」という個体がそれだ。
本来は草食のはずが、こいつは忌まわしい吸血行為を覚えてな。
恐ろしい鳴き声で獲物をひるませ、一気に襲いかかる姿が、
衛士に目撃されたことで、その犯行が明らかになったのさ……。
今ではロンカ神話の死を告げる鳥の名で呼ばれているよ。
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2A グラスマン
老残の大猩々「グラスマン」
ラケティカ大森林には、古代ロンカの巨人伝説が残っている。
巨人とは、ロンカ人が作り出した守護像だろうとされていたが、
近頃、人に似た大型の足跡が発見されてな……。
……などと言うと、未確認の巨人種の存在を疑いたくもなるが、
一昔前までこの密林には、大型の猿人の群れが棲息していたそうだ。
罪喰いの襲撃のせいで、かなり数を減らしたらしいが。
「グラスマン」と呼ばれる、その足跡の持ち主は、
実際、猿人の群れの生き残りといったところだろう。
今も森を彷徨い、罪喰いにやられた仲間を探し続けているのかもな。
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3B マインドメーカー
鮮紅の殺人瓜「マインドメーカー」
トマトルと呼ばれる食獣植物を知っているか?
壺に似た外殻から、獲物が近づくとぬるりと姿を現して、
鋭い触手を刺し、酸液で肉を内側から溶かして味わうんだと。
そんな恐ろしい植物の中でも、
特に大きく成長を遂げたのが通称「マインドメーカー」だ。
その奇妙な名は、
ヤツが動物の脳に異様な執着を示すことに由来する。
まるで知性を獲得するために、吸収しようとしているようにな。
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3B パチャママ
太母なる巨竜「パチャママ」
「パチャママ」の名は、古代ロンカの伝承にも登場するそうだ。
ロンカ神話の豊穣の女神、イキス・アンパの現世での姿として、
古来この地に住まい、森林に寄り添ってきた巨竜だという。
女神の化身にしては、いかめしい姿だがな。
その身体を土に還すことで、地は満たされ豊穣に至るとされ、
ロンカの戦士がこぞって挑んだと語られている。
パチャママを屠った戦士には、永久の栄光が与えられたんだと。
伝承に倣って、あんたも挑戦してみないか?
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1S グニット
短躯の烏賊髭「グニット」
「グニット」は、元はコルシア島に住む小柄なドワーフだった。
しかし、商売で村を訪ねてきたガルジェント族の長身に一目惚れ!
それが悲劇の始まりだった。
世界を旅して秘宝を集めた上で、
ン・モゥ族の隠者を訪ね、念願の巨躯を与えてもらったという。
だが、対価として要求された宝の支払いを拒んで、逃走しちまった。
結果、取引を反故にされ怒ったン・モゥの呪いによって、
グニットは水妖の如き醜い姿に変異させられた上、
彼を乗せた船は、帰路で沈没したそうな。
情報によれば、今もグニッドは海の底を彷徨い続けているとか。
しかも、人を丸呑みするほどの大きさの存在を見つけると、
対抗意識を燃やして寄ってくるらしいぞ。
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2A ルサルカ
迷夢の水霊「ルサルカ」
ユールモアの廃船街には、大型船がいくつも転がってるが、
黒風海の海底にも、似た船が沈んでいるのを見たかもしれないな。
あの海域は水上交通の要所だったが、そのぶん海難事故も多かった。
洋の東西を渡る商船や、貴人を乗せた船が何度も沈んだ。
とある国の王妃が命を落とし、その魂が転じたと伝えられるのが、
深海へと道連れを誘う悪霊……「ルサルカ」だよ。
美しい姿と深海に響く甘い声で、船乗りを引き寄せ、
海底深くに引きずり込むと噂されるが、最近は船も少ないからな。
きっと、獲物に餓えて、手当たり次第に狩りをしていると思うぜ。
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2A バール
絶海の惣領「バール」
あんたが深海に行ったときに、覚えがあったら教えて欲しいんだが、
ダゴンという、海底に張り付いた魔物は見かけたかい?
サンゴ礁と軟体生物をかけ合わせたような、なんとも恐ろしい奴だ。
オンドたちの古い伝承では、「バール」はダゴンから生まれ、
怒りを買うと海が荒れ、敬えば海は凪ぎ、平和が訪れるという。
潮溜まりの海底人たちも、滅多なことじゃ近寄らないらしいな。
言い伝えじゃあ、「潮の時」と呼ばれる予言が満ちるときに、
深海の生き物すべてが眷属と化し、奴の意思ひとつで動くとか。
つまりは、今のうちが狙い時ってことだな。
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3B ディーコン
深獄の助祭「ディーコン」
「光の氾濫」以前のオンド族は、
海深くの遺跡を見て、独自の信仰を発展させていたらしいぜ。
今では光耀教会のように、ほとんど忘れ去られているそうだが。
その信仰によれば、大蟹の「ディーコン」は、
来たる日に深海に訪れる、人を超越した全能者のため、
深くに棲むものたちをとりまとめる、助祭の役割があるとか。
しかし奴の習性といえば、弱そうなフリをしてヨタヨタ歩き、
他の水獣に襲わせてから返り討ちにするなんて、こすいもんさ。
海中の甲殻類を率いる高貴な生き物には、とても見えないがな。
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3B 手掴のギウスィー・アース
餌肉狩りの漁師「手掴のギウスィー・アース」
「ギウスィー・アース」は、フラウンダー一味のオンド族だ。
手掴み漁の名手で、深海から浅瀬まで自在に泳ぎ回り、
大物の海獣を次々仕留める凄腕の漁師なんだと。
なんだって奴が、リスキーモブで指名手配されているかといえば、
奴は願掛けの一種で、海獣漁の餌に、ほかの漁師を使うらしい。
オンド以外の漁師といえば……そう、コルシア島の漁船が襲われる。
最近じゃあ奴を怖がって、船を出したがらない漁師もいるそうだ。
島から次の犠牲者を出す前に、奴を仕留められればいいんだがな。
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